夢の際4
『え!?』
音も意味も同じ声を二人が同時に発した。
「キス、する所見てみたいな。」
語尾にハートマークをつけて実羽がわざとらしく首を曲げて可愛く言ってみる。
「で、でも・・・。」
藍は戸惑っていた。確かにそうなることは自分でも期待していたことなのだが、それはあくまでも実羽にそういう
雰囲気を作ってもらって、優しく手取り足取り教えてもらいつつ始まることを考えていたのだ。暗い部屋。隣には
ほんのり色気を伴った実羽(のようなタチの人)。頭に手を回されて相手の瞳を見つめてから自分と一緒に瞳を閉じ、
唇を重ねあってそこから覆い被されてあんなことやこんなことをされていく・・・。それが藍の考えていたことだったの
だが、それはいともあっさり、抑揚の効かない実羽の一言で全ての予定が狂った。
「・・・。」
杏は黙っている。だがそれは藍のような戸惑いの沈黙ではなく、自分の期待と共に実羽の言葉通りにしようとして、
両手を突いて僅かに藍にほんの少しだけにじり寄ったのだ。
「結局するんだからさ、ぎこちない二人のキス見てみたいの。そしたら私がじっくり後は教えてあげるからさ。ね、して
みせて。」
冷蔵庫から牛乳を取り出し、そして藍のアイスコーヒーを作る準備をしながら実羽が言う。
結局はそうなることは自分でも望んでいたことなのだが、始めての相手が小学生とは・・・。それは嫌ではないが、
一寸自分でも意外なことだと思う。隣を見ると杏は両手を床について自分を見つめている。これが潤んだ瞳というの
だろうか。その気まんまんなのが藍にも分かる。そして自分より幼い相手にそこまで望まれては自分もその気にさせ
られてしまうような感じがする。杏がまるで経験者であるかのようにその瞳に吸い寄せられてしまいそうだった。いや、
経験の有無ではなく、どれだけその気になっているかどうかが瞳に宿る妖しい色気というか淫気になるのかもしれない。
そしてその様子を見ていた実羽には分かっていた。次の藍の行動が。
藍がぎこちなく杏の肩に手を回してそっと自分に引き寄せる。杏はそのほんの僅かな触れられているだけというくらい
の藍の力が導くまま体を前に倒し、自分のせいとは知らない藍の妖しげな瞳を見つめてそのあとほぼ相手と同時に瞳を
閉じた。
杏の唇は藍のよりほんの僅かにだが暖かいような気がした。小さい唇を藍の唇で優しく包む。最初は触れ合っている
だけでもう何も思考に意識をやることなど出来ない。相手の唇を味わう余裕も無い。ましてや次の行動など冷静に考える
ことなど出来なかった。それほどこの小学生の唇は甘美でいとおしくて、そして官能的だった。
だが何故だろうか。唇だけは勝手に動く。それは先程杏より自分よりはるかに上手い実羽に一度されていたかもしれ
ない。とにかく一応自分がイニシアチブを取って動いている。
(気持ちいい・・・。)
少し時間が経つと少しずつ藍にも今の自分の気持ちを考えられるだけの余裕が出てきた。そうなのだ、確かに唇と唇が
触れ合っているだけなのに気持ちがいい。この湧き上がってくるような込み上げて来るような感覚はなんだろう。その
衝動が私の体を勝手に動かしているみたい。もう我慢でき無い・・・。
藍は杏の肩に置いておいた手を少し力を込めて杏を後ろにゆっくり押し倒した。先に床に横になっている杏に覆い被さる
ようにゆっくり藍も体を倒す。そして倒すと同時に杏の僅かにTシャツの下から膨らみを主張している胸にそっと手を触れた。
もう初ブラでもおかしくないような程度の膨らみはそれと一緒に中心の突起も存在を主張している。さっきまでは気付かな
かったが、結構それは目立つ。それとも少女の突起はさっきより膨張したためかもしれない。
「はんっ・・・。」
考えて出した声ではない。そして快感のため出した声でもない。だが杏は藍のタッチに思わず声を漏らしてしまう。それは
今まで経験したことの無い他人による敏感な部分への愛撫、愛撫といっても快感を感じるほどではないが、それでも初めて
の感触に声は自然に漏れてきた。
「んっ・・・。」
杏の初々しさ漂う可愛い声だが、藍がそれをまた唇で閉ざした。今度はさっきより激しく、実羽にされたみたいに舌を絡ませ
たり、杏の口の中へ入れてみたりする。
その動きに杏も何とか舌を動かしてみる。それは実羽の動きとは天と地ほどのさもあるのだが、技量と経験の差は即ち
快感の差とはならない。そしてそのぎこちなさが確かに藍に快感を与えているのだ。
その様子を実羽はアイスコーヒーを作りながら、そして作り終えたあとはキッチンからずっと見ていた。心なしか実羽も
頬が紅潮しているように見える。だがまだ実羽はこの程度の段階の自分の気持ちをコントロールする術を知っていたし、
今の二人の初々しい、そしてぎこちない愛を途中で止めさせるのは余りにも惜しい光景に思えたため、もう暫く成り行きを
堪能しようとキッチンの折りたたみの椅子を取り出し、そこに座って両膝に両の肘をついて頬杖にして二人の愛の形を
眺めていた。
そして藍は更に杏の胸に愛撫を続けていた。まだ膨らみ始めただけの胸で、気持ちいいというより少し柔らかいというだけ
なのだが、自分のとははっきり違うその感触は触っていて飽きることを忘れてしまうくらい、逆に藍を捕えて離さなかった。
「はっ・・・うっ・・・。」
杏の脳はまだ快感を捕えることができていなかったが、乳首はその思考から独立して藍の愛撫に純粋に反応する。さっき
より杏のTシャツの下から更に強く主張しているように見える。それは乳房より乳首のほうが先に目に付くくらいである。
Tシャツの上から存分に杏の膨らみと突起を堪能した藍は、ゆっくりと手を下に下ろし、スカートには入れていなかった
杏のTシャツの下に手を潜り込ませた。
杏はTシャツ一枚だけで当然下には何もつけてはいない。杏の素肌に藍の手のひらが触れてそのまま手を上へずらす。
少しずつずらしていくと、僅かながらなだらかな丘陵に辿り着く。Tシャツ越しには分からなかったが、直接触ると杏の乳房は
実は結構柔らかかった。指を曲げて五本の爪の先で微かに触り、そこからゆっくり手を開いていく。
「んっくぅ・・・。」
それは確かにくすぐったいのだが、だがその感触を表現せよといわれたときに、決してくすぐったいだけでは表現できない
感覚を杏は捕らえ初めていた。
今度は手のひらで乳房をゆっくり撫でる。そして撫で回す。
「・・・気持ちいい?」
「ん・・・なんかくすぐったい・・・。」
藍にはまだ経験が無いためその動きはぎこちないものではあったが、そもそも今の段階では杏も愛撫にすぐ感じるという
事は無かっただろう。
「ね、杏ちゃんのおっぱいよく見せて・・・。」
杏は恥ずかしそうにしていたが拒否の反応はしていなかった。藍は杏のTシャツを一度おろして、そして改めて下から少し
ずつめくっていく。改めて杏の肌を見てみると、十年前の藍が持っていたのと同じような瑞々しさに溢れている。所謂、『水をはじく』
肌であろう。藍もまだまだ若いが、まだティーンネイジャーにすらなっていない肌は大人からすれば別物のように思えた。
Tシャツを杏の頭と腕を通して脱がせ、そのTシャツを持った杏は無意識で次の行動に移した。
杏の脱がせたTシャツを顔に近づけてそのまま顔にうずめこませたのだ。
「やんっ、そんなことしちゃ・・・。」
杏は慌てて体を起こしTシャツにしがみつく。だが少しトランス状態に入っている藍はその力をもろともせず杏の芳香を堪能した。
「やんっ、やんっ・・・。」
何度か引っ張ったところでようやく藍が杏のTシャツから顔を離した。
「んふふ、杏ちゃんの香り、とってもいい匂い。それになんかいやらしい感じがする。杏ちゃんはエッチなんだね。」
「や・・・、そんなこと・・・ないです・・・。」
「うふふ、冗談冗談。でもとってもいい匂いだったよ。杏ちゃんをいっぱい吸い込んじゃった。」
「や・・・。」
そのようなことを言われても杏は気の利いたことを言うことが出来ない。更に顔を赤くして少し下をうつむくだけだ。
「ね、キスしよ・・・。」
藍がそう言うと杏の肩に手を回し、自分に引き寄せて杏の唇と自分の唇を触れさせあう。藍も少しこういう雰囲気に慣れて
きたような感じだ。勿論動きはまだまだぎこちないのだが、年下の杏をリードし始めている。
「うん・・・。」
杏もさっきのキスは気持ちが良かったようだ。藍がまた唇を近づけてくるとその首に両腕を絡ませて自分に引き寄せる。
そして今度はさっきより激しく、強くお互いの唇を求め合った。ぴちゃぴちゃという音を二人の唇が奏でる。
そしてまた藍はさっきとはまた違った感覚を感じていた。それは杏の胸を直接自分の服越しに感じているのである。精一杯まで
膨張した杏の乳首が自分の乳房の膨らみを刺激してくる。
一度離れてから藍も服を脱ぎ始めた。紺色のTシャツを脱いでクッションの脇に置く。そうすると、杏がそのTシャツを手に取った。
そして藍が何かを言う前にそれを自分の顔にうずめる。そしてたっぷり深呼吸してから顔を離す。
「えへへ、藍さんの香りもとってもいい匂いですよ。」
「や、もう・・・杏ちゃんたら・・・。」
藍は自分に打ち解けたこの子がとてもいとおしくなった。白のブラジャー姿でまた杏に覆いかぶさり、今度は完全に自分がリードして
キスをする。
「はむ・・・、んふぅ・・・。んんっ・・・。あはぁ・・・、んん・・・。」
杏の唇だけでなく、頬から耳からキスをしていく。
(何かあたしの出番がないなぁ・・・。)
その様子を見ていた実羽は以外にもスムーズにいっている藍と杏に、予定変更を考えていた。最初はまだうまくいかないキスをさせて、
初々しさを堪能したあと、自分が二人をリードしつつ行為に移ると考えていたのだが、このままでは最後まで経験の無い二人だけで
事が運んでしまいそうだ。
(ま、それはそれでいいんだけど。)
当初の予定とは違っても、自分はその様子を堪能できれば十分なので、しばらくはまたこのまま二人だけにさせておこうと思っていた。
一度終わったあとでまた実羽の別のよさを二人に味わってもらえばいい。
そう思っている間にも藍のキスの場所がどんどん下に下がってきた。一度唇に戻ってきたかと思えば、そこから杏のあご、そして首、首筋
肩甲骨、杏の腕を上げさせてわきの下。
「んっ・・・、だめっ、そこっ、くすぐったいよ・・・。」
「うふふ、杏ちゃんはここが弱いのかな。」
「あたしくすぐったいのが苦手で・・・。」
「うふ、それはいい事聞いちゃった。」
そういった藍は完全に杏のわきの下に顔を潜らせる。すでにキスだけではなくて、藍は舌で愛撫している。
「あっ、あっ、あは、ふぅぅっ・・・、だ、だめだよぉ・・・。」
だが藍はその愛撫をやめない。拒否の言葉は藍をさらに興奮させていく。これは藍には限らないが、何故か拒否の言葉はさらに相手を
興奮させる。
藍は狙いを今度は杏の右の脇に絞る。
「杏ちゃんの体ってとってもいいにおいする。」
杏はまだデオドラントがどうしたとかコロンを使っていたりとかそういうことは無く、汗をかけばかいた、というごく普通の小学生である。
勿論汗をかいてべたべたすればシャワーを浴びたり風呂に入ったりはするが、几帳面なほどまでに体臭にこだわったりすることは無い。
今は風呂に入ったあとなので勿論そのにおいもあるのだろうが、杏自身の香りというものも藍にはとてもいい香りに思えた。
「あれ、何かさっきより大きくなっているものがあるね。」
杏の乳首はずっと前から大きくはなっていたのだが、藍がわざとらしく杏の膨らみかけた乳房の下を右手で持って言う。
「あっ、あふぅ・・・。そ、そんなのわかんない・・・。」
その間も藍は杏のわきの下を愛撫し続けていたため杏はまともには答えられない。だが冷静でいたとしても自分の乳首がこんなに
大きくなっていることは自分の目で確かめない限りは分からなかったであろう。今まで自分の乳首がこんなに大きくなったのを杏は見た
ことが無い。また乳首が大きくなるという知識もまだ無かった。
だが何故だか藍のいっていることは分かりそうな気がした。自分の胸がいつもと違うのである。熱いというのともまた違う。ものすごく
張っていると言えばいいのだろうか。内側から外に向かって何かを主張している。藍が自分の乳房の下をつかんで、そこからもっと上に
来てほしいと杏は思っていた。
「んふふ、ここよ、ここ。こんなに乳首ちゃんを大きくしちゃって・・・。」
そういうと藍は今まで責めていたわきの下から顔を離して一気に杏の右の乳首を咥える。
「はああああぁっ!!!!」
この刺激は杏でも確かに感じ取ることが出来た。自分の体が求めていたものだが、その刺激は杏の予想をはるかに凌駕した今までに
味わったことが無いものだった。
杏は目をギュッと閉じてその快感に何とか耐えようとする。だが藍の愛撫は初めて女の子の乳首を責めるのにしてはとても巧みだった。
「んんっ・・・。杏ちゃんの乳首、とってもおいしい・・・。やっぱり杏ちゃんってとってもエッチなんだね・・・。」
「やっ・・・、んふうっ・・・、そっ、そんな事言わないで・・・。」
さらに責める場所を左の乳首に変えて藍が言う。
藍は自分の体を下に下げていった。だが顔は杏の体から離さず、舌先で杏の胸の間から腹を通り、へそまでを舐めていく。その間
両手は杏の乳首をつかんだままだ。
「じゃあ次は杏ちゃんの一番恥ずかしいところを見ちゃいましょうね・・・。」
杏は藍のその言葉を正確に理解していただろうか。だがそれは自分が求めているものであるという事だけは分かっていた。藍は杏の
ズボンのボタンをはずして、ジッパーを下に下げる。そこから少しだけかをお覗かせていたのは青色のブルマーであった。
杏は藍がズボンを下に下げようとしたので腰を少しだけ浮かした。そして藍はそのままズボンを下ろしていく。藍は完全に下ろしたズボンを
脇においてから。杏の太ももを軽くなでる。健康的な色をした太ももは、杏が元気に太陽の下で泳ぎまわった賜物であった。股間のブルマーの
脇から僅かに日に焼けていないやや白い部分が見えている。
藍はちょっとだけ力を入れて杏の脚を開かせた。
そして杏は気づいていなかったが、杏のブルマーの股間はすでに杏のショーツが吸い取りきれなかった液体で濡れていたのである。
「杏ちゃん、まだ小学生なのに…とってもいやらしい子なんだね…」
藍はそういうと杏の股間に顔をうずめた。
「くううううぅぅんっ!!!!」
さっきとはまた別の波が杏を襲った。そして今までも急角度で上り詰めていたのだが、藍の唇がブルマーとショーツ越しながら杏の一番
敏感な部分に触れたことでさっきまで以上に一気に杏は上り詰めてしまった。
これが杏の初めての絶頂であった。