風の城4

 

 


 ブレンダには形や色艶など差異はあれど、人生において何度か見たことのあるものがアストルファの股間でそそり立っていた。

それは紛れも無く男の(?)ペニス。だがそそり立った肉棒の根本にはちゃんと精嚢はついているのだが、その下に女性器も

ちゃんとついている。

「どう?これが純粋なフタナリよ。薬や呪法で作り上げたものとは違って生まれたときからのフタナリ。見たことある?」

 其の質問には四人のうち誰も答えられなかった。片方ずつの実物を見たことがあるのがブレンダだけで、其のブレンダも両方を

同時に同じ人物のものなど見たこと無いのも、当然といえば当然かもしれなかった。

「今日は見せるだけ。まずは基本から教えていかないとね。このご褒美はもっと後になってから。」

 ブレンダにはその後褒美の意味が分かるような気がしたが、まさか今のこの状態で私がアストルファの「それ」を欲しがることなど

あるはずが無い。

「あら、何かあまり嬉しそうじゃないわね?夫がいなくなったんだから『これ』は久しくご無沙汰でしょ?・・・それとも他の人のを沢山

つまみ食いでもしてたのかしら?」

「そ、そんなことしていません!!」

「じゃあ、これが欲しくてたまらないんじゃないの?我慢は体に毒よ。」

「そ、そんなこと無いです・・・。」

 まだまだブレンダにはアスリーナに対する拒絶感が強く、そういう気にはなれないみたいだ。だが。

「ふーん、やっぱり一人でしているだけあって体の疼きは溜まっていないのかしらね?」

 そういうなりアストルファは上服の内ポケットに手を入れ、ごそごそと手をかき回す。そしてポケットから取り出したてにはブレンダ

には見覚えのある物が握られていた。

「!!」

「まー、それにしてもよく使われた跡があるわね。もうシミが取れないじゃない。」

 アストルファの手に握られていたもの、それは木製の男性の一物をかたどった張り型であった。アストルファの言うとおり、先端

から張り型の中ほどまでは後ろの端の部分とは明らかに色が違い、深いこげ茶色になっていた。濡れているようにも見えたが、

実際触ってみればそれは乾燥している。表面ではなく、中まで何かしらの液が浸透しているようであった。

「昨日ね、あなた方がフェルディナンド王に謁見している間お部屋を拝見させて頂いたの。万が一危険なものや或いはアスリーナに

とって危険な考えや企みが無いかどうかね。そしたらブレンダ、貴女の寝台の枕元の引き出しに入っていたわ。うふふ、やっぱり

夫がいなくて寂しかったのね。・・・最も夫も本人の代わりが『これ』だったとは、夫が欲しいんじゃなくてチンポが欲しかったのね。

これじゃ夫も浮かばれないわ。」

 何ら声のトーンを変えずアストルファから思いもかけない淫語が出て来た。三人の娘は皆処女ではあったが、チンポが何を意味

するかぐらいは知っている。思わず三人とも顔を赤らめてしまった。だがシュリーにとってそれ以上に顔を赤らめさせた原因は

自分の母親が「そういうもの」を使っていたという現実である。シュリーはそれの意味もそれを使って何をするのかも既に知って

いる。

「・・・・・・。」

 ブレンダも一番顔を赤らめて横を向いただけで否定はしなかった。それでシュリーは母親がそういうことをしていたのだと確信

した。

 そしてシュリーは自分の母親がそういったことをしている所を想像してしまった。どういう体勢でやるのだろう、何か恥ずかしい

ことを喋りながらやるのだろうか、矢張り悶えながらするのだろうか、私のやり方と違うのだろうか・・・。色々と想像をめぐらせて

いるうちに、シュリーは自分の心臓の鼓動が早くなっていることに気付いた。同時に今までアスリーナに対する怒りと憎しみしか

感情らしい感情は無かったのだが、それとはまた別の、今までのとは違った気持ちが頭の中を占めていた。

(やだ・・・こんなこと考えちゃいけないわ・・・。)

 いつもの母親のことと、今の自分が置かれている現状を思い、自分がしてしまったいやらしい妄想を打ち払おうとする。

 だが現実に今目の前にいる母親は一糸身に纏わず、実の娘の自分が見ても綺麗で整っており、そして何より淫靡だった。

じわ・・・。

 まだ自分の指しか味わったことの無いシュリーの年齢にそぐわない幼い恥丘の奥が微かに潤う感じがした。だがそれがシュリー

にはまだどのような感覚であるか言葉で説明することは困難であった。

「ふふふ、否定しないということはやっぱりこれを使ってるのね。いいわ、これは返してあげる。」

 アストルファは裸のまま部屋の奥に並ぶ寝台の枕元の机にそれを置いた。

「あなたたちが使う部屋は此処と、隣の部屋との2つ。」

 アストルファが言いながら北側のドアを指差す。

「そちらの南側の部屋にはバストリアの王女と王子が住んでいるんだよ。挨拶に行こうか。」

 そう言うとアストルファはアスティの方を向いてにやっと微笑む。

 アストルファは矢張り裸のままで隣の部屋の扉へ歩き出す。ブレンダ達四人は胸や秘所を思い思いに何とか隠しながら

後について行く。アストルファは扉の前までくると服の胸のポケットから鍵を取り出した。其の鍵を鍵穴に入れ、ガチャッと鍵を回し、

鍵をまたポケットにしまってからドアを手前に開いた。

 其のドアを開けた風に乗って四人の人生の中で一度も嗅いだ事が無いような悪臭が四人の鼻の奥を刺激した。

「んっ!!」「うわっ!!」「はんっ!!」「きゃっ!!」

 余りの匂いに声が漏れてしまう。また匂いが強すぎて鼻だけでなく、目にすら何か刺激を感じ、目を細める。

 四人は腕で鼻を覆いながら少しずつ瞼を開けていく。中には動くものが二体。・・・四つんばいの格好・・・動物・・・いや、人間である。

それも裸の男女・・・。きっとバストリアの王女と王子なのであろう。だが目に光る光が何か普通の人とは違うような気がする・・・。

いや明らかに違う。それは王女たちのセリフですぐに分かることになった。

「ああ・・・アストルファ様・・・チンポ・・・チンポ欲しい・・・。」

「アストルファ様・・・、僕のアナルを思い切りえぐって下さい・・・。」

 四つんばいのまま懇願する。そして二人は首輪をしていた。だが首輪は鎖や縄につながれているわけではない。

 二人は見たところ、王女が年の頃二十歳一寸くらい。王子のほうは、まだシエナやロティと同じくらい、十一、ニ歳くらいでしか

なさそうだ。

「ふふ、二人ともいい子にしていたようだね。ご褒美は後で上げるから今は先ずあんたらと一緒に教育をすることになった皆に

挨拶するんだよ。」

「ああ・・・、はい。」

 王女がそう言うと二人は立ち上がって頭を下げた。

「始めまして、ラティーニと申します。」

「僕はシュリックです。」

「わ、私はブレンダと申します・・・。」

「シュリーです。・・・こちらがシエナでこちらがロティです・・・。」

 余りの光景に言葉を失っている妹二人のこともシュリーが紹介する。

「どうだい、礼儀正しいだろ?でも始めはとっても手がかかったもんだよ。初めて会った日なんて今日のあんたたちを見ていると天

と地ほどの差もあるよ。シュリックは物凄く気が弱いんだけどね、ラティーニはかなり抵抗したよ。最もおかげであたしの趣味も結構

充足させてもらったけどもね。でも今やあたしの言葉一つでなんでもする肉奴隷だよ。私のチンポ欲しさに何でもするからね。ま、

其のうちあんたらもこうなるから心配しなくていいよ。」

「一つ訂正させて頂ければ、『私のチンポ欲しさに』、では無くて「私達のチンポ欲しさに」ですからね。」

 アストルファの言葉に続いてアスティが久しぶりに口を開いた。其のアスティの言葉に今までずっとラティーニとシュリックに目を

奪われていた四人が後ろを振り向くと、こちらは上半身も全て服を脱いだアスティが立っていた。そして其の股間にはアストルファ

以上の男の一物がそそり立っていた。其れは肌の繊細な色とは全く正反対の、やや黒がかった肌色で、この部屋で一番鍛えられ

ているアストルファの腕ほどもありそうな太さで、脈が一泊打つたびにピクッピクッ、っと鼓動を見せていた。

「ああ・・・アスティ様のチンポ・・・。」

 ラティーニが恍惚したような瞳で呟く。だがブレンダ達四人は言葉を発することすらなかった。

「ラティーニはね、二十三歳にもなって処女だったんだよ。国じゃ、男勝りの姫として有名だったけどね、並みの男じゃ相手にしたく

無かったんだろうね。でもね、アスティ姉さんがマンコとアナルの処女を奪ったら結構あっけなくチンポ奴隷になっちゃったのさ。ふふ、

どうやら満足する男がいなかったんじゃなくて満足できるチンポが国には無かったんだろうね。最も姉さん以上のチンポなんてそう

そう無いだろうけどさ。」

「ああ・・・言わないで下さいませ・・・。」

 アストルファの言葉にラティーニがそう言ったが顔はさっきより更に紅潮していた。

「ま、あんたたちはラティーニよりは従順そうだから簡単に雌犬みたいになれるよ。それとも今すぐ欲しいかい?」

 アストルファが笑いながら言う。ラティーニとシュリックは既にアスティとアストルファの凶器に目線はくぎ付けになっていた。だが意を

決したようにシュリーが、

「わ・・・私は奴隷などにはなりませぬ。」

と、アスティとアストルファに自分の中にある全ての勇気を振り絞って宣言してみせる。

だが、

「皆最初はそういうものです。ですが、体と心は一心同体ながら、また別なもの。少々難しいですが、いずれ分かります。」

アスティが静かに言う。そして、

「要するに体は心以上に正直ってことだよ。一番正直なのが体。そして次が頭。一番強情なのが案外口先なのさ。ま、口でいやいや

言っていても体は一番正直に反応して、頭の中でも本当はチンポを欲しがっているもんだよ。どうせなら従順なチンポ奴隷に

なったほうがいいよ。」

とアストルファが補足する。

「・・・わ、私だって心はおろか、体だってあなたたちに堕ちたりなどしませぬ。」

ブレンダもアストルファ達の鞭を恐れながらもそういってみせた。

「ふふ・・・。」

「はは・・・。」

アスティとアストルファがお互いを見詰め合ってから微笑する。

「あんたが堕ちなくても娘たちはどうかな?特にあたしの好みは下の二人なんだけどねぇ・・・。」

 アストルファが微笑を浮かべながらブレンダに言う。

「むっ、娘だけはやめて!!まだ年端も行かない子供なのよ!!」

「でもねぇ・・・あんたらはそんなこと言える立場じゃないしねぇ・・・。年端もいかない子供だから好きなんだしねぇ・・・。」

「わっ、私ならどうなってもいいから・・・!!」

其の言葉にアストルファはブレンダの方にツカツカと歩いてきて、そしていきなりブレンダの胸を思い切り鷲掴みにした。

「っくうっ!!」

思いもかけない痛みに苦痛の悲鳴を漏らす。

「あんたのこのふしだらすぎる胸も嫌いじゃないけどね、私は子供の処女膜のほうが好みなんだよ。あんたのがばがばマンコは

あとでたっぷりお仕置きしてあげるからそこで娘の破瓜の瞬間を見てな。それも二人同時にね。」

そうアストルファがいうとアスティの方を向き、二人同時に笑みを浮かべる。

「お願い、あの子達だけは・・・っ!!」

胸の痛みに耐えつつブレンダが懇願する。

「・・・ふう、それじゃチャンスだけあげようか。私たちはこれからあんただけに調教を施す。私達の調教に二週間絶えられたら娘

三人の調教はしないであげる。ついでだ、あんたも其の時点で調教は止めてあげるよ。」

「ほ、本当ですか?」

「ああ、本当さ。・・・でもね。」

アストルファの目に紫炎の光が灯る。

「あたしはあんたなら三日で堕とせる自信があるよ。」

「・・・・・・。」

アストルファの言葉にブレンダは言葉を返すことが出来なかった。

「気分が変わった。ラティーニ達とあんた達は部屋を鍵で隔離しようと思っていたけど、あんたら六人、一緒の部屋で暮らしな。

部屋での生活なんかラティーニ達に聞くんだね。あとで人をよこして寝台を二人のをあんたら四人の部屋へ移させるよ。それと

シュリック・・・。」

「はい。」

「くれぐれもあいつらの処女は散らすんじゃないよ。それと、ラティーニも張り型なんかで膜を破いちゃだめだからね。これを破った

時にはお仕置きじゃ無くて追放だからね。あと、勿論ブレンダ達が自分たちで張り型なんか子供に使わせちゃだめだよ。」

「分かりました。」

「・・・ま、今日はこれでいいか、明日からを楽しみにしてな。・・・最も若しかしたら今日これからでもお楽しみはあるかもしれないけ

どね・・・。」

 そうアストルファが言うと、アスティと共に隣の部屋に戻り、自分たちの着ていた衣服をまた纏う。

 全ての衣服を纏ってからアスティは六人に扉の前でお辞儀をしてから、そしてアストルファは扉の方を向いたまま後ろの六人に手

を振り出て行った。そしてラティーニが口を開く。

「二週間なんて無理ですわよ。私も二日間は抵抗しましたが今思えばとても無駄な時を過ごしたと思います。もっと早くからあの

チンポを味わっておけば良かったと思っていますわ。」

「・・・・・・でも子供の為には・・・。」

「アスティ様たちならばこのくらいのお子様でも二日と持たないでしょう。正直四人のうち何人かは確実に一日目でお二人の

チンポの虜になりますわ。」

「そんな・・・。」

ブレンダはそんなラティーニの言葉が信じられなかった。いや、おそらくもっと深い部分で信じたくないという思いがあって、それが

表面的な感情として現れているのだと錯覚しているのだろう。

 

 

 ラティーニ達と出会ってからしばらくして、六人の侍従が部屋に現れ、ラティーニ達の寝台をブレンダ達の部屋に移した。

 そして其の間、ブレンダ達はラティーニからさっきの物凄い悪臭の理由を聞いた。

「私たちはお手洗いは部屋の中で一つの容器にやっているからですわ。そしてそれはずっと部屋に置いたまま。外へ出したりなど

は当然できない。そして・・・。」

ブレンダ達にとって次の言葉は今日一日で一番信じられない言葉だったといっても良かった。

「其れを私たち自身で味わっているからでございます。」

「!?」

「そ、其れってどういうこと?」

シュリーは言葉通りの意味が理解できなかった。

「私たち二人の口で味わっている、つまり食べております。お小水も当然自分達のはお互いに味わったり自分で味わったりしていま

す。」

「うぇっ、うっ、げほっ!!」

シュリーは其の言葉に胸の奥からこみ上げる嗚咽を漏らしてしまった。

「・・・若し今シュリー様がお腹の中のものをお戻しになられたとしたら当然其れも頂きますのよ。」

「・・・っ!!」

今度はブレンダが口を左手で抑える。

「先程からアスティ様たちのチンポばかりを欲しがっているように言いましたが、実際はもうあのお二方の全てがいとおしいんですの

よ。おそらく一週間・・・いや三日後にはお分かりいただけると思いますわ。」

そうラティーニがにっこり微笑むと自分のチンポをいじっていたシュリックの方へ歩いていった。

(・・・・・・でも子供の為には・・・。)

湧き上がる気持ち悪さを辛うじて抑えつつ、ブレンダは不安げな娘たちをぎゅっと抱きしめてやった。

 

 

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