風の城3
アスリーナ国王フェルディナンドはバストリアの使者の遺体を片付けさせている間にすぐさま宰相アスティにバストリアに宣戦布告
の文を送るよう指示をした。これは予め予定されていたことであるが、これから始まる戦いが私利私欲の戦いではないという大義
名分を各国に示さなければならない。バストリアにしてみればいい面の皮だし、アスリーナの事情を知るものとしては三文芝居もいい
ところではあるのは重々承知だが、逆に今まで他国とそういった火種が無いアスリーナとしては何かしらのきっかけが必要だったの
である。勿論後にこれがアスリーナの自作自演であることは誰もが認めるところではあるが、だからといってアスリーナの侵攻が止
まる訳でもなく、兎に角今のアスリーナの侵攻をどうにかしなければならなかったのである。
そして其の日、他国の新年の使者がすべて帰路の途に付いてからすぐに、宣戦布告の使者とバストリア進行の軍がほぼ同時に
アスリーナ城都を出発した。
その後のアスリーナの対バストリアの様子は前述の通りである。僅かな時でバストリアを落とし、その後、ミスリア国にはバストリア
と共謀してフェルディナンド王を暗殺しようとしたことに対してミスリアに侵攻するとの宣戦布告を出した。
ミスリアとしてはバストリアがアスリーナに攻められたということに、これでバストリアからの脅威が和らぐ、と考えていたし、それは
まだアスリーナから帰ってきていないミスリア王の第七弟が同盟を結ぶことに成功した為と思っていた。だがバストリア落ちる、の報の
次に齎された使者はアスリーナからの宣戦布告であった。
まさか王弟がそのようなことをするはずも無いはずなので、ミスリアはこれもアスリーナの謀略である公算が強いと判断した。その
読みは当たっていたのだが、宣戦布告の使者の到着から僅かな時を置いただけでアスリーナが国境を突破し、王都に近づきつつあ
るとの情報が齎された。
バストリアにだけ防御戦線を張っていた為、アスリーナ側の防御は極めて手薄であった。
城内ではついこの間まではバストリアに対して行っていたのとほぼ同じ議論をアスリーナに対してやっていた。
「バストリアだけを相手にしていたときとは事情が違いまする。アスリーナ一国に囲まれているような位置にある以上交戦は無理でご
ざいます。」
「いや例え勝ち目は無くとも王弟があのようなことになってしまったのだ。アスリーナは許すことは出来ぬ。」
「パートルと同盟を結んでは如何でしょう。少々アスリーナ相手には心許ないですが、わが国から使者を送ることが出来るのはあの国
だけになってしまいました故、仕方ありませぬ。」
ミスリアではさまざまな意見が出たが、矢張り決定的なものは無かった。アスリーナをおいそれと許すことなどできぬ。だがさりとて
バストリアを併合したアスリーナに容易に勝てるとも到底思えない。だがそうした議論を繰り返していると、国内からはどんどんアスリ
ーナに侵攻を受け、砦などが落ちてしまったという使者ばかりが届く。
ここに来て今更和平も無理であろうという意見が意見の大勢を占め、改めて王都の守りを厚くするよう指示が出た。
だがこれははっきり言って遅きに過ぎた。城の守備を固めている最中、アスリーナの軍が退去して押し寄せ、内から城の攻略に協力
したものは命を助けるというアスリーナの声に、我も我もと城内から門を開け、今まで見方だった兵士に切りかかり、内と外から攻めら
れたミスリア王都は其の日に落ちた。
アスリーナ軍は略奪、強姦、殺害などは硬く禁じられていた為、アスリーナ軍が城内に入ってから大きな混乱は無く、アスリーナ王フェ
ルディナンドは城の東塔から飛び下り、自ら命を絶ったミスリア王以下家臣、侍従、近親者、あわせて26名の遺体と対面した。
其の内の遺体の一つがミスリア王のものであることを確認したフェルディナンドは一番気にかかっていた、己の手で斬ったミスリアの第
七王弟の家族のことを訪ねた。予め王弟の家族はすぐ保護するように、また自分で命を捨てようとしたり、切りかかってきたりしても命を
奪っても傷をつけてもならぬと厳命を授けていた為、幸い一家全員、傷をつけることなく保護できたという答えが返ってきた。
其の報告に安堵したフェルディナンドは家族をあとで城内につれてくるように言いつけ、自分はそのまま城へ向かっていった。
城内はついさっきまで戦いが繰り広げられていたが、今はもう既に城内は血などは粗方落とされ、戦いの記憶はやや薄れてしまったよ
うに思えた。フェルディナンドはすぐ城内の王座につき、戦後処理を始めた。これからは最早他の全諸国が敵になるといっても過言では
ない。というかその気でいるのだ。
バストリアとミスリアはアスリーナ以外の諸国と同盟を結び、対アスリーナ戦線を作って諸国同盟の尖兵としてアスリーナを攻めようと
していた。そういう理由があるためにアスリーナはやられる前に死中に活を求め他の諸国に対して宣戦布告をし、アスリーナの安泰を図
る。それがアスリーナの計画であった。
勿論諸国を全て敵に回して勝てるという公算が立つまではそのようなことは当然出来ない。バストリアとミスリアを併合した状態で初め
て他の諸国と辛うじて渡り合えるくらいなのだ。バストリアとミスリアを短期間で落とすことが出来なければそれは即ちアスリーナの存亡
に関わってくる。それ故二国の攻略には細心の注意と大胆な作戦と豪胆な実行力と、そして何より綿密な作戦が必要であった。それが
整うまではアスリーナには他国と事を荒立てる気は無いと思わせていかねばならない。
幸いにして、フェルディナンドはそれらの条件を全て満たすことが出来、あとはそれをいつ実行に移すかというところまで来ていた。
そして今、まさにフェルディナンドが思い描いていた通りの絵図が出来上がってきたのである。
ここまでくれば後は忍耐強く他国との戦いに勝利していけばよい。勿論まだまだ気を抜くことなどは出来ないが。
フェルディナンドがミスリアの投降者の代表と今回の戦いでの功績による褒賞の話が済んだときだった。ミスリア第七王弟の家族を連れて
来たという報告が入った。フェルディナンドはその兵士にすぐに通すように言った。
フェルディナンドの正面に位置する両開きの扉が内側から開かれた。前に一人と後ろに一人の兵士に守られてミスリア国王の第七王弟の
家族が入ってくる。勿論兵士は家族を守る役目も持っていたが万が一の場合は「フェルディナンドを家族から」守る役目も持っていた。
母親と娘が三人。母親と一番上の娘はフェルディナンドに対して憎悪と悔しさの入り混じった厳しい目線を送っているが、下の娘二人は
どういう感情を持ったらいいのかすら分からずおどおどしている様子であった。母親は三十三歳とのことであった。だが見た目にはまだ
二十歳代でも十分通じそうである。ショートカットの茶色の髪はきちんと整えられ、娘たちもだが、身なりもちゃんとしていた。
娘たちは、上から十四歳、十二歳、十一歳。長女は赤い髪をしており、胸が隠れそうなくらいまで伸ばしている。整った輪郭で、シャープな
顎のラインをしていた。普段なら薄い桃色の唇は感情の高ぶりのせいか、やや紅潮していた。その下の次女は母親に似た茶色い髪とやや
丸めの輪郭、おそらく普通の表情をしていれば「おっとり」と表現できそうな顔立ちをしていた。一番下の三女は太陽の光を取り込んだかの
ような見事な細い髪の金髪。まだまだ「女」より「子供」しか感じさせない顔立ち。
フェルディナンドは今は謝罪とか慰めの言葉をかけても逆効果だと思い、最小限度のことだけを告げる。
「皆様方は我が宰相アスティと軍師アストルファの両名に預けさせていただく。よく二人の言うことを聞いてくだされ。」
ここに来て今までずっと口を固く結んでフェルディナンドを睨んでいた母親が口を開いた。
「・・・我が夫を奪い今度は私の子供の未来まで奪おうとなさるのですか。」
フェルディナンドは落ち着いた声で、
「奪う気など毛頭ありませぬ。おそらくお子にとってもお母上にとってもきっと悪いようにはなりませぬ。」
と諭すように言った。
「・・・かくなる上は全てあなた方の手に委ねます。煮るなり焼くなりお好きになさるがよいでしょう・・・。」
夫を奪われまたこれからの未来に展望ももてない今、せめて生き恥だけはさらすまいと決め、だがまた出来る限りの運命も受け入れる
覚悟を決めた。
「それと、皆様方と共に、バストリアの王女殿と王子殿も一緒に宰相と軍師に預かってもらう。」
其の言葉にも四人は驚いたり感情を表したりすることは無かった。
「今日はもうお休みくだされ。皆様方の部屋まで兵に送らせましょう。明日から急造の部屋で申し訳ないが皆様方用に作った部屋で暮らし
ていただく。其の時バストリアの王女と王子にご挨拶なさるがよろしかろう。それでは下がってくださって結構ですぞ。」
フェルディナンドの言葉に扉の所にいた兵が扉を開け、家族の両側にいた兵士がまた四人を前後に挟むような形になり、兵士が歩き出す
のについて四人が部屋から出て行く。部屋にはフェルディナンドが葡萄酒を飲み干している姿が残された。
翌日。
四人の部屋を訪れた者があった。アスティとアストルファである。長女が扉を開けて二人を部屋に招き入れた。
「おはようござります。朝早くで申し訳ありませぬが今からわれわれ両名の元へ来て頂きまする。生活に必要なものなどは用意した部屋に
大体あると思いますが、その他に持っていきたいものなどございましたらご用意ください。ただあまり多くは無理ですので了承くださいませ。」
アスティが四人揃っている部屋で話す。
「衣類などは如何なされますか?」
母親が聞く。
「衣類は我らが用意したものを着ていただいたりすることになります。あちらに行きましたら我らが用意したものしか着る事はなりませぬ。」
「・・・着ないこともあるけどね・・・ふふっ。」
アスティの説明の後にアストルファがボソッとした声で独り言のように喋る。四人は其の言葉を聞き取ることはかなわず、アスティの説明
に更に質問する。
「あなたたちが用意したものだけって・・・今来ているものは?」
長女が自分の服の胸元を軽くつまんでまたアスティに聞いた。
「あちらで着替えて頂きます。」
アスティの言葉に長女は納得したのか理解しただけなのか、それ以上質問をすることは無かった。
「分かりました。では行くなら早い方がいいでしょう。シュリー、シエナ、ロティ、行きましょう。」
ブレンダの言葉に、三人の娘は椅子から立ち上がり、部屋の扉へ向かうアスティとアストルファ、そして母親の後についていった。
アスティたちが連れて行ったのは王城の中心部を挟むような形になっている城の西棟であった。ブレンダ達がいたのは城の東棟であっ
たから、ちょうど正面の棟に移動してきたことになる。最も間には王城が立っていて東西の棟からお互いを見る事は出来なかったが。
城の西棟はやけに静かだった。勿論以前は人がいたのだが、今でも人の数から言えばこちらにも人はいてもよさそうなものなのだが。
「こちらの部屋でしばらく暮らしていただきます。」
アスティが一つの部屋の前に皆を連れて来た。
「お入りくださいませ。」
アスティが扉を開けて先ず自分が中に入った。その次にアストルファが入り、更に四人がそれに続いた。部屋に入るとアスティは部屋の
中に進んでいったが、アストルファは扉の所に立ったままでいた。四人は其のことには何も思わず、アスティについていって中へ進む。く
るりとアスティが振り向くと、四人の後ろからなにやら金属音が聞こえた。
四人が振り返ると、それはアストルファが部屋の鍵を閉めた音だった。四人は其のことをやや不思議に思ったが、別にアスティたちに
問い質したりする事は無かった。
四人はまたアスティの方を向き、其のアスティが口を開いた。
「これから一切この部屋から勝手に出ることはなりませぬ。また私たちの言うことは何でも従って頂きます。口答えも許しません。私たち
の言うことや命令に逆らったり、出来なかった場合は罰を差し上げます。」
そう言うとアスティは腰の自分用にあつらえた機能美を備えた服から鞭を取り出した。
「ちょ・・・ちょっとどういうこと?」
シュリーが慌ててアスティに聞く。
ピシィ!!
「キャッ!!」
アスティの鞭がシュリーのすぐ脇を物凄い速さで襲う。鞭はシュリーのすぐ脇の床に当たってアスティの元に戻った。
「今のだけは許して差し上げましょう。私たちの言うことに対して疑問を差し挟む事もなりません。ただ例外は皆様方に帝王学を授けると
きだけは許して差し上げます。それはそのときになったら言います。其の時意外は先程言った通り、私たちに絶対服従です。」
「・・・。」
「・・・。」
ブレンダとシュリーはもう言葉は挟まなかった。だが、
「じゃ、此処で今着ている物全部脱いでもらおうかね。」
といったアストルファの言葉に、
「な、何言ってるのよ!!」
とシュリーは後ろを振り向いて叫んでしまう。
ビシィ!!
「キャアァッ!!!!」
後ろからアスティの鞭がシュリーの背中を襲った。鞭はシュリーの右肩から斜め下に襲い、其の跡に沿ってシュリーの服は破れ、まだ
未成熟な白肌と白い下着が顔を出す。
「何をするの!?」
ブレンダがアスティの顔を見ながら叫ぶ。
「今言った通りです。もう我らのものになったのですから、先程の言うことは聞いて頂きます。最も、罰が欲しいのならばそれでも結構
ですが。」
「さ、あたしからの命令は着ているものを全部脱げ、だよ!!」
「因みにアストルファは私などよりよっぽど鞭の使い方はうまいですよ。そして真性のサディストですからね。私には思いもつかないような
事で楽しませてくれますよ。試してみますか?」
アストルファとアスティの言葉に家族四人が無言で顔を見合わせて、そしてシュリーが一番最初に服を脱ぎ出した。鞭を恐れて、という
訳ではなく、一番率先して服を脱ぐことで他の皆が服を脱ぎやすいようにしてやろうというのが目的であった。
「そうそう、素直が一番だよ。何せ、私たちに預かられた者は誰一人の例外も無く私たちから離れられなくなるんだからね。どうせなら
楽しんでおいた方が得だよ。」
其のアストルファの言葉は完全に理解できなかったが、四人はそれでも皆服を脱ぎだした。
「・・・。」
一番最初に脱ぎだしたシュリーは既に下着だけの姿になっていた。白のブラジャー。やや膨らみかけた純白の双丘をすっぽりと覆い
隠すようなデザインをしていた。そして矢張り白のショーツに白のガーターベルトとストッキング。シルクの白さに肌の白さは決して見劣り
するようなことは無いくらい、透き通るような肌をしていた。
ブレンダも服を脱ぎ、こちらは赤で揃えられたシュリーと同じ下着一式を身につけていた。だが其の色もさることながら、シュリーとブレ
ンダの圧倒的な違いといえば、ブレンダの胸の大きさであろう。三十三歳になるというのに、胸の形はよく、重力に抗うように胸の先は
上を向く。
シエナとロティはまだブラはしておらず、それぞれピンクと、薄い水色のシルクのショーツと、ストッキングだけの姿になった。ただブラは
していないがシエナの胸は既に成長を始め、シュリーよりは遥かに大きく、胸だけは成人女性のそれと何ら変わりの無いくらいであった。
逆にロティはシエナより年が一歳下なだけだが、シエナと逆で、体の成長は身長と体重以外はちっとも見られなかった。
四人ともさすがにそこで手が一度止まったが、シュリーが意を決してブラのホックに手を掛ける。
「っつぅ!!」
先程アスティに鞭でやられた所にブラが当たって痛みが走ったようだ。
「・・・。」
それでもシュリーはブラをはずして足元におき、次いでショーツと肌との間に指を入れ、そのまま手を下ろす。あらわになったシュリーの
恥丘には毛が一切生えておらず、まだまだ幼い割れ目だけがあらわになる。
他の三人もまずシエナとロティが全ての下着を脱ぎ、肌を隠すものが全て無くなる。次いでブレンダがガーターベルトを脱ぎ捨てこれで
四人とも一糸纏わぬ姿になった。
其の様子を見ていたアストルファが、
「いいねぇ、いいよ、あんたたち。あたしもう興奮してきちゃったよ。」
というなり、何を思ったかその場にこれまた服を脱ぎ始めた。先ず上半身の服を全て下着も脱いだ。鍛えられた体に形のよい大きい胸
に大き目の乳輪。
だが四人の目はアストルファがズボンを脱いだときにある一点に奪われた。
アストルファがズボンを脱ぐと、灰色のこれまた動き易さを考えられたスポーティーな下着が現れた。だがなぜかその下着は同じ(?)
女性にしては不自然なまでに盛り上がっている。ブレンダは似たようなものを見たことがある。それは男の股間と同じ・・・。あの一物が
下着の中でいきり立っているのとそっくりな光景であった。だがフェルディナンド王は彼女のことを「妹の」軍師アストルファと言っていた
はずだ。
「ふふ、母親なら見たことあるだろうね、あたしのこれと同じやつ。あたし子供が好きなのよね・・・。だから何も知らない子供に見せつけ
るのって興奮しちゃうのよ…。ふふ、信じられないって顔してるね、ブレンダ。特別に見せてあげる。いつもはあとにとって置くんだけど、
今日はあたしの好きな子供が沢山いるからあたしが興奮しちゃったからね。今じゃこれから離れられないってのが沢山いるんだけど
見せてあげる。これが完全なフタナリよ…」
そう言うとアストルファはショーツに手を掛け、膝まで下ろし、右足を抜いてから最後に左足を抜く。そして四人の正面の方を向く。そして
そこには見紛う事なき男のペニスが生えていた。